ご閲覧いただき誠にありがとうございます。
タガタメです。
今回は「RG 1/144 ダブルオ―クアンタ」の制作レビューを紹介したいと思います。
RGシリーズは同サイズのHGと比べ、
パーツ数は約2倍強です!
素組みだけでも、MGシリーズなどに匹敵するクオリティです。
ですが、少し手を加えるだけで更にかっこいいガンプラができあがります!
・ガンプラはどうやってつくればいいのか?
・ガンプラをもっとカッコよくするにはどうしたらいいのか?
など、この一年で私が培ってきた制作方法を踏まえ、
記事にてご紹介させていただきます。
プラスαでガンプラを更にカッコよく!RGダブルオークアンタ制作
■商品詳細
箱になります。
他のシリーズと違い、RGは顔と全体像の構成で、
毎回デザインが統一されています。
高級感のあるかっこいいデザインですね。
説明書です。
パッケージの頭部がドアップです。
全ランナー、パーツです。
他のRGシリーズと比べて、
クアンタは比較的少なめに感じました。
(それでも多いですが・・・(^^;))
■素組みレビュー
はい、いきなり素組み完成です。笑
制作時間はおよそ2~3時間といったところでしょうか。
やはり素組みでも十分カッコいいですね。
RGは最近のMGと同様、内部フレームがあり、
それにパーツを付けていく構造になっています。
パーツ数が多い分、情報量も多いです。
さすがRGシリーズ。このままでも飾れるレベルですね。
しかし、今回はこのRGクアンタを
いくつかの制作方法で更にカッコよくしたいと思います!
■制作①モールドの掘り起こし
ガンプラのパーツには「モールド」がそれぞれあります。
パーツに引いてある線ですね。
溝が深ければいいのですが、
浅いと塗装後の墨入れがしにくくなります。
※墨入れは私は「タミヤ スミ入れ塗料 (ブラック)」を使用しています。
それでは早速モールドを掘り越していきましょう!
上の画像の、足モモ裏のパーツになります。
モールドの掘り起こしで使用するのは、
愛用している「BMCタガネ 幅0.2mm」になります。
タガネは本当によく掘れます。
パワーがダンチです。←
ですので、少しでも力を入れすぎると
パーツが傷だらけになります。。。
↑画像のようにモールドに沿ってゆっくりと引きます。
↑タガネによりモールドを掘り起こしました。
いかがでしょう?
溝が深くなりました。
これで墨入れがくっきりとできるようになります。
タガネで線を引いた後は、
パーツの表面が傷ついてるので、
仕上げに紙やすり(400~1,000番)で綺麗にします。
その他にも、↑画像のように、
モールドなしの部分もタガネで線を引きます。
処理前と後を比較して下さい。
まるで複数のパーツで構成されているように見えますでしょうか?
人の顔でもそうですが、
堀が深いととても良く見えるものなのですね。笑
■制作②マスキング色分け
基本塗装後、次はマスキングテープを使用した
パーツの色分けをしてきます。
既存のモールドに沿って色分けしたり、
タガネによるスジボリで新たに情報を増やして実施したりします。
↑画像、腰のここです。
↑画像の個所をマスキングにて色分けします。
マスキングテープで色分けしたいところ以外を覆います。
今回は「タミヤTS-32 ヘイズグレイ」にて塗装しました。
↑画像のように色分けができました。
少しはみ出した部分などは後で修正します。
続いては、モールド掘り起こし+マスキング色分けです。
↑画像、胸パーツのこの部分です。
タガネによるモールドの掘り越しをします。
画像が荒くすいません。。
・手前「GSIクレオス ガンダムカラースプレー MSブルーZ系」
・後ろ「GSIクレオス ガンダムカラースプレー MSライトブルー」
上記二色にて色分け塗装をしました。
その他も同じ手法で、↑画像のように色分けをしました。
やはり色の情報が増えるだけでも、よりリアルになります。
内部フレームの関節部分も、
シルバーでマスキング色分けを実施。
金属部分が映えてよりメカっぽくなります。
■制作③墨入れ
次はパーツの墨入れです。
ガンプラの制作として基本的な部分になります。
墨入れは先ほどご説明した、
「タミヤ スミ入れ塗料 (ブラック)」を使用します。
こちらはエナメル塗料の流し込みタイプになります。
↑画像のように、塗料がはみ出してしまいました。
綿棒でふき取ったりもできるのですが、
そうするとモールドの塗料もふき取られてしまうので、
何度もやり直しになってしまいます。
そこで役立つのが、
「メラミンスポンジ」です。
私は100均一のを使用しています。
↑画像のように、
はみ出し部分をメラミンスポンジでふき取ります。
※こちら粉が飛ぶので、マスクなどをしながらの作業をオススメします。
※つやなし塗料のですと、色剥げがあるので注意してください。
メラミンスポンジではみ出し部分をふき取りました。
いかがでしょう?
綺麗に墨入れができました。
■一旦レビュー
墨入れ作業も終了し、
付属のデカールを貼ります。
いかがでしょう?
基本塗装。モールド掘り起こし、色分け、スミ入れ、デカール貼
これだけでもかなりカッコよく仕上がっていませんか。
しかし、まだ制作は終わりません。
最後に「レッドポイント」を各部に追加したいと思います。
■制作④レッドポイント
最後に、多くのモデラ―さんたちが実施している、
レッドポイントの追加をします。
レッドポイントは、
エバーグリーンのプラ材0.25×0.5mmを使用します。
こちは「タミヤ スプレー No.08 TS-8 イタリアンレッド 」で
塗装をし、↑画像のようにデザインナイフで必要な長さにカットしていきます。
↑画像のように、
モールド部分などに接着していきます。
ちなみ接着剤を使用すると、
塗装が剥げる恐れがあります。
ですので、「タミヤ クラフトボンド」を使用します。
こちらなら接着後の調整も利き、塗装剥げの心配もありません。
↑画像のように、各部に追加していきます。
■完成レビュー
いくつかの作業をし、
ついに「RGダブルオ―クアンタ」完成です!
素組みとの比較です。
いかがでしょう?
元々のキットの良さもありますが、
少しの作業でこれだけ見違えることができます!
■今回の制作内容
・モールドの掘り起こし
・マスキング色分け
・墨入れ
・レッドポイント追加
今回は素組み→基本塗装のあとに
上記の4工程を実施しました。
〇カラーレシピ
・白①:クレオスホワイト
・白②:タミヤパールホワイト
・グレー:タミヤTS-32 ヘイズグレイ
・青:ガンダムカラーSG13 MSブルーZ系
・水色:ガンダムカラーSG14 MSライトブルー
・黄色:タミヤクロームイエロー→キャメルイエロー
・赤:タミヤブラック→シルバーリーフ→イタリアンレッド→MSレッド
・鉄:ガンメタル
・銀:タミヤブラック→シルバーリーフ
今回ご紹介した制作内容を
プラスで実施すれば、更にあなたのガンプラをカッコよくすることができます!
はじめは苦戦することは多いかもしれませんが、
技術は磨いていくものです。
私も最初は失敗ばかりでしたが、
数をこなす内に、徐々にできるようになってきました。
まずはやってみる!精神で、挑戦してみてください。
長文でしたが、最後までお読みいただきまして、
誠にありがとうございました。(^^)
以上、「プラスαでガンプラを更にカッコよく!RGダブルオークアンタ制作」でした。
この記事が、みなさまのガンプラ制作にお役立ちできれば幸いです。
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